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■ ウワサのご当地食材が今年もついに解禁!
ワカメって1年中、食べられますが、旬は今、冬です。
特に、生ワカメをしゃぶしゃぶして食べるならば、本当に今です。
熱湯に入れた途端、深緑から透き通るような鮮やかな緑に様変わりするんですよ。
横須賀・猿島の海ではその名も「猿島わかめ」を育てています。
中でも、茎が長く、太くなる前に収獲する早獲れワカメを「さるひめ」といいます。
細くて柔らかいとろけるような今しか味わえないワカメです。
詳細はこちら↓の記事をご覧ください。
ということで、「さるひめ」を提供しているお店の案内はこちらです。


■ ワカメを引き立てる魔法のダシ!?〜よこすか猿麺
実際に3店舗、行ってみました。
まずはやっぱり「猿島わかめを横須賀の名物にしたい!」と約15年取り組んでいる「よこすか猿麺」。市役所前公園の前(役所と反対側)にあります。

もともと上町で地産地消を意識した総菜店でしたが、幼馴染の漁師に「猿島わかめ」を紹介され、2012年、漁師と飲食店主ら数人と「猿島海畑活性化研究会(通称:さるけん)」を設立。
その「さるけん」で開発、商品化した猿島わかめを練りこんだ「猿麺」をメインにした店に移行。
「猿島わかめ」の代名詞のような店になりました。
こちらが今しか食べられない期間限定の「さるひめ猿麺」(1,200円)。
さるひめがたっぷり!

説明も掲示してあります。

猿麺をお見せしましょ。見事にワカメ色です。

生ワカメのシャキッと一緒に、麺のつるっとした食べ応えの後に、ふわっとワカメ?磯?の香りに包まれます。メカブのネバネバがうまくそれぞれをまとめあげてくれます。
で、もちろん出汁まで完食!!
というのも、実は私、「すかなごっそ」で試食販売をしていたときにしゃぶしゃぶを試食しました。

その時、味わった出汁が美味しくて、その出汁は「猿麺」の出汁と聞き、その出汁の正体を聞きたくて来店したのが本音です・・。
店主、大湊雄治さんによると、店が上町にあったころ(2011年~2012年)、諏訪小学校の5,6年生が猿島の海を調べる学習の中で、骨が多く調理に向かない「コノシロ」のほとんどが捨てられてしまうことを知り、利用する方法を考える授業をしたそうです。そこに参加した大湊さんは「コノシロ」を調理しながらいい出汁になることを知ってしまうのです。
猿麺を美味しく食べる相棒は「コノシロ」だったのです。
「猿島のしずく」という名前も付いて、出汁も販売されていました。
■ トロリさるひめが絶品麺とコラボ! 〜上海亭
2店舗目は「上海亭」横須賀中央店へ。
「よこすか猿麺」から徒歩すぐです。

店内に「さるひめわかめラーメン」と、自家製麺の説明の案内


さるひめと、このこだわりの二段熟成麺と、旬の白菜との組み合わせを確かめたかったのです。

まさに、中華料理のあんかけラーメン。
中華料理は火を通すことが原則ですので、さるひめも火を通して、炒めた野菜に加えてからあんとして麺の上に乗せます。
そのため、さるひめはトロリとして、シャキシャキな旬の白菜(もちろん地場産)といいコンビになっています。
さらっとしたあんに、熟成麺が程よく絡んでいます。
更に、たまねぎがいい甘さを出していました。

常連さんも、店の従業員さんもこの時期だけの味わいを楽しみにしているそうです。
安浦本店でも食べることができます。
■ 〝火・金限定〟の激レアな食べ方も! 〜KUROFUNE
続いて3店舗目は夜の部へ。
若松町の「オーシャン・ダイニング KUROFUNE」。
「さるけん」設立の際、オープニングイベントはこの広い店内で行ったそうです。
つまり設立当初から関わってきた店で、今も漁師さんと密に交流しているそうです。

個人的にはこのベンチ席が好きかな。

本当は、案内に記載されていた「猿塩で食べるさるひめの天ぷら」を食べてみたかったのですが
天ぷらにするには、漁師から届く日(基本は火曜金曜)にしか調理できないそうです。
早獲れワカメをいかに美味しく食べるかは獲った当日とそれ以降で違うことは当然です。店のこだわりを感じました。
そこで、「さるひめの茹であげ一味ポン酢」をいただくことにしました。

見事に美しく茹で上がっています。
一味ポン酢だけでもいいですし、わさびをプラスしながらでもいい肴です。

せっかくですので、新年の新酒の中から、さらっとした滋賀の純米生酒「笑四季」と「横須賀自野菜の浅漬け」をお供にしました。どちらもさるひめの味を邪魔しないやさしい味でした。
・・・ということで
3店舗を巡りましたが、それぞれ店主の皆さんが「さるひめ」についての話しぶりから、「さるひめ」に愛情を持っていることを感じました。ぜひ店を巡る際は、食べるだけでなく、お話も聞かせてもらってください。
そして繰り返しになりますが、「猿島わかめ」は塩蔵わかめとして通年食べられますが、「さるひめ」は2月初旬までの期間限定、季節ものですので、お気を付けください。
尚、来年2027年は「猿島わかめ」15周年!大きなイベントがあるかもしれない、ということでした。
