あたらしい猿島が、動き出す──2025年、猿島航路再開30周年。
1995(平成7)年7月7日に猿島航路が再開して、もうすぐ30年。
その間、たくさんの皆さまに訪れていただき、愛していただきました。
これまで、本当にありがとうございます。
そして2023年。
今までの感謝を胸に、無人島・猿島はあたらしい一歩を踏み出します。
貴重な歴史遺産を残し、未来につなげるために。
豊かな自然をそのままに、環境を守るために。
ぐるりと周囲を取り囲む海を、海洋生物が生き生きと過ごせる場所にするために。
そして──
島を訪れる人が、快適で楽しく、安全な旅ができるように。
猿島にある唯一無二の自然や歴史遺産を豊かに保ちながら、
未来を見据えた新たな観光地のあり方を考える670日間の取り組みが、はじまります。
取り組みの最初は、猿島航路の新造船。
「シーフレンド1」に代わる新たな船の建造が始まります。ここには、横須賀市民が出したアルミ缶資源をリサイクルして活用します。
これはつまり、横須賀市民の皆さまが船の一部をつくるということ。
船名も一般から募集して決定いたします。