こんにちは!たいようです。
“船の無人運転”
もし実現したら夢のようですが・・・
実は、その先駆けとなる実証実験がここ猿島で行われました。
2022年1月に三笠ターミナルにて開催されたのは、
「日本財団無人運転船プロジェクトMEGURI2040
実証実験記者会見 無人運航船@横須賀猿島」。
記者会見が始まった14時。
三笠ターミナルには、多くのメディア関係者が集まりました。
そして、輝かしい記者会見場のセット。
個人的におすすめのポイントは間接照明です
#どうでもいい
今回のプロジェクトには様々な会社が関わっていて、
トライアングルは主に船の運航を担当しています。
どうやって無人で船を動かすのか・・・
それは、ずばり!船に取り付けられたセンサーです。
センサーという“目”が危険を察知、そして回避して走行。
目的地・猿島へと向かいます。
僕も今回の実験船「シーフレンドZERO」にも乗ってみました。
(「株式会社トライアングル」公式ホームページより引用)
・・・後日思ったのですが、この場面、動画を回すべきでした。
やらかしました。写真しかありません(笑)
—ということで、実況解説でお送りします。想像してお楽しみください。
さぁ出航。
縄を外すと、自動で離桟します。思った以上にあっという間。
船長は前を向いたまま、座っています。ピクリともしません。
スロットル(レバー)が自動で“カクッ”と動きます。
そして、船のハンドル「舵輪(だりん)」も面舵いっぱーい!と回ります。
あ!進行方向右から小型船が近づいてきた。
このままだと、ぶつかる!?
船が速度を弱めて、一旦停止。前の船が通り過ぎるのを待ちます。
この間も船長の手は一切動いていません!
#すごすぎる
そして、いよいよ猿島に近づいてきた。
着桟も自動で行います。
見る見るうちに岸壁に近づいていく、そして着桟。
実証実験、成功です!
ちなみに、これが心臓部。
ここでコンピュータが判断・指示を送っています。
現在、船員不足が心配されている船舶業界ですが、
この無人運転が実現することで明るい兆しが見えるかもしれません!
しかし、緊急時の対応など無人でどうするの?という課題が残っているのも事実。
すぐに実用化することは難しいですが、
この技術が将来どのように役立っていくのかとても楽しみです。
そして、今日改めて感じたのは船長の凄さ。
実証実験ではコンピュータが判断・指示を行いましたが、
普段の航路ではこれら全てを船長が担っています。
船に乗る時には、船長が運転する姿にも注目ですね!
お読みいただきありがとうございました!!