猿島でもっとも釣れるアレはすごい変身が得意！？

浅い岩礁に生息し、サイズは25cmくらいまで。

通称「ベラ」と呼ばれており、5月～10月頃までやたらめったら釣れます。

猿島で一番釣れるのは「クサフグ」と「キュウセン」と言っても過言ではありません。

赤い魚体がメスで、緑っぽいのがオス。

この魚は群の中でオスが少なくなると大きいメスが性転換し、緑色のオスへと変身します。

そのため、まれに性転換中の赤緑っぽい中途半端な個体が釣れたりします！

ファミリー釣りにピッタリ！ 食べてみるのもおススメ

釣り方は投げ、ウキ、ブラクリ等で、針とエサが口に入れば何でも釣れます。

海底付近に生息しているので、タナは下の方を狙います。

上級者からは”エサ取り”として嫌われていますが、簡単に釣れてそこそこ引きが強いので、ファミリーフィッシングにはもっていこいのターゲットになります。

関東ではこの仮面ライダーみたいな見た目からか食べる人は少ないようですが、関西ではスーパーなどで売られています。しかも関西では”キュウセン釣り大会”もあるとか！

身は水っぽいので火を通すのがおすすめ。塩焼きや煮付け、天ぷらにするのがウマいです。ツウな人は昆布締めなどでも食べます。

体の表面に強いヌメリがあるので、塩でもんでヌメリを落とすとさばきやすくなります。

絵と解説：こーへー船長

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