いよいよ三笠桟橋の工事が始まり、春までは「仮設桟橋」を使った土日祝日のみの運航となっている猿島航路。
“プチ冬眠” シーズン突入ということで、無人島・猿島は人も少なくてのんびりムードです。
そうそう、その「仮設桟橋」というのは、今までのゲートの真横。
「あれっ、こんな入口あったっけ?」という方も多いはず。
ええ、あったのです。
というか、作業以外では出入りできない、ある意味禁断の扉なのですっ!
ここを入って船までは歩いて2~3分かかるので、ギリギリに来ると乗り遅れちゃうので要注意です。
↑長~い通路の横では、以前の桟橋が消滅寸前!!
超巨大クレーンによって撤去され、ドナドナされるのも時間の問題です。
三笠桟橋さん、今まで45年間ありがとうございました。合掌。
おっと、猿島から「シーフレンドZero」が帰ってきました。
ちょっとちょっと、ここからが見ものだよっ!
仮設ポンツーン(台船)に近づいてくると・・・ ↓
えええっ!? なになに、どこに向かっちゃうの!? ↓
ああああああっ、ポンツーンに一直線に突っ込みそう! ↓
・・・と思いきや、クルッと向きを変えると↓
ポンツーンからロープをもらい ↓
そのまま回転して ↓
何事もなかったかのようにピットイーーン!!
この間、ものの15秒くらい。
むむむ、これはものすごいワザを見たような。
日本海海戦における「東郷ターン」ならぬ「三笠ターン」? いやいや、これはもはや「三笠スピン」!?
興奮気味に船長に聞くと、「いやこんなのフツー」だって(笑)。
ちなみに船は基本的に右でも左でも着けることはできますが、船長はすぐに右から着ける実験をしていました。
その場合は・・・
おっ、こっちの方がラク? かと思いきや。
乗降口を合わせるとなると、前がけっこうギリギリ!
ここも職人ワザだったりします。
↑これが右バージョンの乗下船場所。
普段は右側は使わないので、これはレア!!
どうやら、当日の風や工事の状況によって右と左を使い分けるとのこと。
どっちにしても、これは見ものです!
それにしてもシロート丸出しの身にとっては船長の凄ワザに見えまくる仮設桟橋のテクニック。
猿島からお帰りの際は、2階デッキからじっくりと職人のワザを堪能するのも密かな楽しみかと!
あ、ちなみに・・・
仮設桟橋の帰りには、こんな表示を見ることができます。
GOOD LUCK , SAYONARA!!
冬はすいていてたっぷり無人島探検ができる猿島。
しかも今年だけは行き帰りの船でもマニアックな楽しみが待っています。
3月までは土日祝日オンリーの激レア体験、ぜひっ!