都心から1時間ちょっとで行ける東京湾の無人島・猿島。
実際に行ってみると、「えっ、ここがトーキョー湾!?」と思うような景色が広がっています。
でも、いったいどんな景色?
──そんなあなたに、誰でも簡単にたどり着くことができる“ド定番”の絶景をご紹介します!
無人島初上陸の場合はまずはこの景色を押さえましょう。
そして何度目かの上陸では、自分だけの絶景ポイントを探してみるのもいいかも!
桟橋横にあるミニビーチ
船が着いて猿島に上陸するとつい目が行くのが三日月形のビーチ。
しかーし!
そこで左にも首を振ってみましょう。
すると、なんということでしょう。
小さなビーチに最初の絶景ポイントがあるのです!
それがこれ↓
まるでワイハー!なプライベートビーチ。
残念ながら立入禁止ですが(←落石の危険があるので入るのはダメ絶対!)、それだけに超自然な美しさが広がります。
まずはここで記念写真をパチリ!がおすすめかと。
何なに、これ何? 的な東の広場
島に上陸して、いざ奥の要塞エリアへ!と歩き出すと、30秒くらいで右に上がる階段があります。
「→広場」という実にそっけない矢印に導かれてさらに30秒ほど。
するとどうでしょう、こぢんまりした謎の広場が現れるのです!
何が謎かって、広場のド真ん中にこんな建造物があるのです↓
はい、毎週土曜日の夜はここでみんなでUFO呼んでます、的な謎すぎる石造りの建物。
あるいは本当に呼んでいるのかもしれませんが、もっと過激に四隅でタイマツを焚いて祈祷でもしてそうな広場に見えなくもありません。
そんな珍風景に心を奪われているのもつかの間、ふと顔を上げるとそこには絶景が!
要塞&トンネルで「異空間」にどっぷりハマる
広場から元の道に戻ると、待っているのは急坂。
日ごろの不摂生と運動不足がすぐ判別してしまうビミョーな距離の坂だったりします。
キツい方は、無理をせずに周囲の景色に気をとられているフリをしてゆっくり歩きましょう。
そして2分(←5分かけてもOK)。
突き当たりを右に折れると、何ということでしょう。
旧日本軍が造り上げた要塞エリアに突入です!
ハイ来ました、異空間!
カップルの場合は「ひゃっ」と軽く一声上げると盛り上がること請け合い。
こんなに大量の石とレンガ、無人島にどーやって運んだの!? そしてどーやって造ったの?と思う景色が広がります。
このコケの生え方も実に芸術的。
絶妙な緑具合が、フォトジェニックなのであります。
しかし、こんなことで驚いていては心臓がいくつあっても足りません。
その先に待ち構えているのが、レンガ造りのトンネルっ!
「旧軍隊が露天掘りしたトンネルで、この年代のフランス積みレンガのトンネルは日本に4カ所しか残ってないんだよねー。その1つがこれ」なんてつぶやくと、棒読み調でも尊敬されること間違いなし。
「えっ、そうなんだ!いつできたの?」
と思わぬ質問が飛んでくる前に、
「でもさー、このトンネルの中にある部屋で何が行われていたか、今も謎らしいんだよねー」と畳みかけることをお勧めします。
ここで撮らずにどこで撮るの!な三叉路
そんなこんなで暗くてドキドキ!なトンネルを抜けると、定番中の定番のフォトスポットがやってきます。
はい、こんな写真を撮っちゃいましょう!
重厚なトンネル(←しかも2つ)とレンガの壁、そしてもふもふした緑のコケ。
ここはレ○ヤーさんにも大人気の超絶フォトジェニックなスポットです。
ぜひ譲り合って撮影しましょう。
あ、上の写真のモデルさんが登場する猿島オフィシャルPVはこちら。
そんなこんなで写真を撮っていると、あれ、そういやしばらく海見てないな?と気づくはず(←ここまで15分くらいだけど)。
そう、考えてみればここは東京湾のド真ん中!
ここから、海の絶景が始まりますっ!
・・・というわけで、続きはこちら!