あたらしい猿島が、動き出す── 2025年、猿島航路再開30周年。

あたらしい船タイムライン

新造船PROJECT

  • 【来月就航】2Fエリアまで造船が進んでいます!

    • 新造船PROJECT

    2024.03.01

    こんにちは!
    来月に就航を迎えるNEW KUROFUNE、造船が着々と進んでいます。

     

     

    むむっ、この曲線を描くパーツはなんでしょう?
    以前ご紹介したスクリューの位置に関係するパーツでしょうか、たくさんありますね!

    このパーツの正体は・・・

    ここ!曲線が特徴的なの手すりです。

    猿島のテーマ〝歴史的建造物と自然が調和する島〟を、デザインに落とし込んだ〝直線と曲線〟
    曲線は、猿島の色鮮やかな自然を表しています。

    そんな思いが込められたこのパーツは、船の2Fエリアに設置されます。そう、2Fまで造船が進んでいるんです!

    少しの間にすっかり大きくなりました。銀色に輝くアルミニウム剥き出しの姿がとってもまぶしいです。
    これも今だけの姿ですね!

    上からの眺めはこんな感じ。この海に滑りだすんだなと実感がわいてきました。
    ぜひ次回もご覧ください!

     

    オマケ

    前々回にご紹介した〝スラスター〟が、NEW KUROFUNEに実装されていました。

  • 操舵室をなぜ〝ブリッジ〟と呼ぶの??

    • 新造船PROJECT

    2024.02.22

    こんにちは!

    今回はタイトルの通り、私自身ずっと疑問に思っていたことを記事にしました。

    船長が船を操縦したり、操縦に必要な計器やレーダーなどの機材がある部屋を「操舵室」と呼び、船業界では一般的に〝ブリッジ〟と呼びます。
    このブリッジは英語で「Bridge」と書くので、直訳すると「橋」なのです。

    「橋」と「操舵室」にどんな関係があるのだろう・・・。

    NEW KUROFUNEの写真も紹介しつつ、そのワケについても紹介したいと思います!

    早速、この写真は操舵室(ブリッジ)となります。
    下が天井部分になっていますので、実際に取り付ける際は反転させます。
    (溶接などの作業を行いやすくするため、逆さまにして作業をしているそうです!)

    そして、NEW KUROFUNEでいうとここに操舵室(ブリッジ)があります。

    ここでいよいよ本題。
    なぜ操舵室は〝ブリッジ〟と呼ばれるのでしょうか?

    結論から言うと、操舵室が橋のように見えるから!

    「…え、どういうこと?」と皆さまの声が聞こえた気がします。(笑)
    私もこの話を聞いたとき、思わず言ってしまいました。

    確かに、NEW KUROFUNEのような小型船舶は橋のように見えません。
    しかし、大きい船の操舵室は橋のように見えるようなのです!

    大きい船は、より周りを見渡せるように、船の上となる高い位置に操舵室を設けます。
    さらに、船体の幅が大きくなればなるほど、横幅を確認できるように操舵室も横長になっていきます。

    (すごく手書きで本当スミマセン…)

    イメージはこんな感じ。
    このことから名残で、どの船も操舵室を〝ブリッジ〟と呼ぶようになったそうです!
    (もし興味がありましたら、ネットで大型船などの画像をお調べいただくとさらに想像が湧くかと思います。)

    ということで、以上〝ブリッジ〟の由来を紹介させていただきました。
    (※由来についてはいくつか諸説があるみたいです。)

    ぜひ次回もご覧ください!