- あたらしい猿島が、動き出す── 2025年、猿島航路再開30周年。
あたらしい船タイムライン
2023年12月
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あたらしい船は〝アレ〟と同じサイズ??
- 新造船PROJECT
2023.12.15
今回は、あたらしい船のサイズについてのお話しです。
なんとついに、船首から船尾までが1つに溶接された姿をとらえました!
その姿がこちら↓
双胴あるうちの右舷側船体です!
起工式の時はアルミの板ばかりだったのに、ここまで船らしくなりました。
左舷側船体や客室部分ができるのも、とっても楽しみ!ところで、この船のサイズってどのくらいなのでしょう??
数字でいうと20.9メートル
といわれても、ちょっとイメージしづらいですよね。そこで、サイズが近いものを探してみました!なかなか興味深いものと一緒でしたよ(笑)
じゃん!!
ご覧ください、このラインナップ。
「大阪の〝アレ〟の看板」と「山手線の1両分」とほぼ同じサイズであることが判明しました!
どちらも約20メートルとのことです。
大阪に行ったら「あたらしい船を縦にするとこんなサイズなんだ~」
山手線に乗ったら「あたらしい船が11両(隻)分もつながっているな~」
と想像してみてください(笑)そんな想像をするころにはきっと、正真正銘のあたらしい船ファンになっているはずです。
次回もお楽しみに!
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こう見えて超大事な部品です!
2023.12.07
今日はあたらしい船に隠された特徴をご紹介します!
ドドン。
…トンネル?
船にトンネルなんてあったっけ。
マフラーではあるまいし…。と、はじめにこの写真を見たとき率直に思ってしまいました。
ですが、これが猿島航路を運航するうえで〝超大事〟な部品となるんです!
まず、なんの部品かというと、「プロペラ用のトンネル」です。
といっても伝わりづらいかと思いますので、「Sea Friend Zero(SF0)」の写真をご覧ください!この部分になるところです!
最初の写真では、まだ丸みがありましたが、ゆくゆくはSF0のようにカットするそうです!さてさて。
いったいこのトンネルの役割は何かというと。それは、少しでもプロペラの位置を上にするためのトンネルなのです!
詳しく説明すると、猿島・三笠桟橋周辺は水深が浅いため、少しでもプロペラの位置を上にしたいのです。
そうすることで、潮が引いてしまった場合でも、プロペラが海底に当たってしまうことなく運航できる、ということになるのです。ひとことで言うと、「座礁しないための工夫」というわけです。
しかも、上にすると言っても数十cmほど。
実際に、トンネルがあるSF0とトンネルがないSF1の写真を見比べてみましょう。
SF0↑
SF1↑
やはり、数十cmほどの差しかないので写真で見てもパッとしないかもしれません。
しかし、この差が運航できるできないの分かれ目となったりするので、本当に重要な部品なのです!以上、隠された特徴のご紹介でした!
ひとつひとつの部品にも重要な役割があるんですね~。
まだまだ続きますので、次回もぜひご覧ください!