あたらしい猿島が、動き出す── 2025年、猿島航路再開30周年。

あたらしい船タイムライン

新造船PROJECT

  • 【超気になる】あの部分、なんて呼んでいますか?

    • 新造船PROJECT

    2023.11.03

    今日はこの部分をご紹介します!

    ドンッ。

    はい、これはあたらしい船のこの部分です!

    製造途中でも、なんとなくイメージが湧くような気がしますね。

    ところで。

    急ですが、皆さまにご質問です。

     

    ↑の写真の赤まるで囲ってある部分について。

    ・船首?

    ・バウ?

    ・船先?

    ・下のでっぱり?(笑)

    などなど、皆さまはどのように呼ばれていますでしょうか?

     

    かなり論争を巻き起こしそうなこの部分ですが、どうやら「船首(バウ)」と呼ぶのが一般的のようです。

     

    ・・・えっ!

    「船首」って、あたらしい船で言えば、ここのことじゃないの?と思われた方も多いのではないでしょうか。

    実は、この部分も「船首」で正しく、今回製造している部分は「船底船首」といえば、より伝わるそう。

     

    数十年と船長を務めている社内のスタッフにインタビューしても、「船首(バウ)が1番正しいのではないか。」という意見が多かったです。

    なかなか興味深いこの話題。

    皆さまどのように呼んでいるか、ぜひ教えてください!

  • 【いったいどこのパーツ?】船のかたちは工夫のかたまりです!

    • 新造船PROJECT

    2023.10.26

    あたらしい船」の造船は始まったばかり!最新のようすをお届けします!

    造船所の中を見回すと・・・

    アルミの板に、骨組みが溶接されていたり。

    !?

    この美しいカーブを描くパーツはなんでしょう?

    名探偵ポワロの口ひげにも見えるような?
    このパーツがどこに使われるかというと・・・

    赤丸で囲ったココ
    船の一番うしろに使われます。もっとわかりやすくすると・・・

    はい、こちらは2019年に就航した「シーフレンド8」の海面より下になる部分。
    この部分は「あたらしい船」と基本的なかたちが同じです。

     

    銀色の船体にはあのパーツと似たカーブがあって、その下には・・・
    船を動かすためのスクリュー!
    そう、これはスクリューのために作られたカーブなんです!

     

    ただ、ここで一つ疑問が・・・
    わざわざ船体をカーブにしなくても、スクリューがもっと下にあればよくない?

    確かにスクリューがもっと下にあれば、船体側はまっすぐに出来てシンプル。
    デザインのためにこんなかたちに?と思われるかもしれません。
    でも、このかたちには大事な機能が隠されています。

    その理由は・・・〝猿島の海で活躍するため!〟

    あたらしい船」が来年デビューする猿島の海、水深(海面からの深さ)が浅いところがあるんです。海面より下の部分が大きすぎると通ることができません。

    船体をカーブさせ、スクリューの位置をできるだけ海面に近づけることで、猿島の海で活躍できるようになります!

    船のかたち1つ1つに、工夫が詰まっているんですね!

     


    <さらに知りたい方はこちら!>

    なぜアルミなの?エコ素材のヒミツはこちら→あたらしい船PROJECT~なぜアルミで船をつくる?

    どんな船なの?どうしてこんな形なの?についてはこちら→あたらしい船PROJECT~猿島航路の新しい船とは?